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XiVE(ザイヴ)
当院が取り扱っているインプラントメーカー
「大切なつながり」-手術と補綴を結びつける
最近の歯科インプラント治療プロトコールには、3つの選択肢があります。
これらプロトコールのよく知られている利点は、
しかし、これらのプロトコールを、チェアサイドで行うか、技エサイドで行うかという課題が存在します。処置の簡素化や材料費を最小限にとどめることが、治療を成功させる決め手となります。
十分な初期固定(30Ncm以上の埋入トルク)が即時負荷の決め手となります。XiVE(R)Implantに取り付けられたFRIADENT(R)TempBaseアバットメントは挿入アバットメントの役目を果たし、またテンポラリー修復物の支台としても機能します。アバットメントを交換する必要がなく、そのため、交換時の不要な回転力を抑える事ができます。埋入時のトルク応力も排除します。
インプラント埋入中の初期固定達成が即時負荷の重要な判定基準となります。トルクが30Ncm以上であれば、テンポラリー修復物をインプラントに装着することが可能になります。あらかじめ取り付けられているFRIADENT(R)TempBase上にFRIADENT(R)TempBase Capをつけます。このレジンコーピングがテンポラリーの支台となります。このキャップがきつすぎる場合は、フレキシブル研磨装置で内面を薄くく削ってください。続いて、歯肉を補綴物に適合させ、縫合を行います。治療計画に合わせて、チェアサイドまたは技エサイドでテンポラリーを作成します。チェアサイドでは、印象、真空形成テンプレートまたはFrasacoコーピングと常温重合ポリマーを使ってテンポラリーを作成します。技エサイドでは、XiVE(R)のインデックスレジストレーション(index registration)を使ってテンポラリーを作成します。ここでは、FRIADENT(R)TempBaseCapが、transferやrepositioningの機能をはたします。しかし、このテンポラリーに機能的負荷をかけず、また臼歯部においては最大のセントリックストップが回復されていなければなりません。難しい咬合の場合は、6週間、真空形成テンプレートを接着剤で貼付することを推奨します。
技エサイドでも、FRIADENT(R)TempBaseがテンポラリーの支台となります。模型作成のために、技工士は最終処理済みのインプラントのFRIADENT(R)TempBaseアバットメントを使用しますので、将来のテンポラリー作成に備えて、保管しておかれることをお勧めします。
テンポラリーを技エサイドで作成する利点は、歯科技工士が作業模型上でテンポラリーを作成でき、治癒期間中に審美性を確認するために試適できることです。TempBase Capは、抜糸や試適の際に取り外しや装着ができるプラグ・コネクター式ですので、インプラントが不安定になることはありません。
この処置方法は、特に下顎無歯顎に適しています。このインプラント治療を受ける患者はほとんどが高齢の方ですので、治療期間、アポイント回数、費用など、できるだけ負担がかからないようにする必要があります。FRIADENT(R)TempBaseを用いた直接テンポラリー修復は、残っている最後の歯を抜去しなければならなくなった患者にとってろうほうとなることでしょう。
インプラント埋入後のFRIADENT(R)TempBaseCapsの装着と軟組織の回復には、二つの選択肢があります:
いずれの選択肢でも機能的負荷を直接かけることができます。従って、患者は、最初の6週問でも軟食であれば食べることができます。もちろん、最低4本のインプラントによる固定が、即時負荷の標準のプロトコールとされています(Ledermamら、1979)。
固定性義歯の不適合を主訴に診察に来た患者が、歯を「固定」させて帰宅することができます。
インプラントの初期固定が即時負荷に適さない場合でも、やはり治癒期間を軟組織形成にあてることをお勧めします。このテンポラリーは治癒組織に理想的な形態を備えており、最適な状態の回復に役に立ちます。
エマージェンスプロファイルの解剖学的形態は当然のことですが、隣接歯間のコンタクト・ポイントの高さと形態が重要な要素となります。しかし、個人に合わせた歯肉フォーマー(gingiva former)を使用しても、全症例がこの必要条件を満たすことはできません。
このように、上記で説明したようにテンポラリー作成が可能になり、コンタクトポイントよりわずかに高い位置まで修復物の高さを低くすることができます。
2回法の場合は、治癒期間中に技工所でテンポラリーを作成することができます。オッセオインテグレーションを達成したインプラントを2次手術により露出し装着します。
この方法は診療所で行う「簡易治療」として知られていますが、診断用模型上で真空形成テンプレートを作成します。インプラント埋入後、トランスファーコーピングをスクリュー固定して、常温重合ポリマーでテンプレートに取り付けます。次に、技工所で、テンプレートを模型上に戻して、技工用のアナログを挿入します。これにより、2次手術に備えたテンポラリー作成が可能になります。
FRIADENT(R)TempBaseは、このインデックスレジストレーション(index registration)を簡素化します。インプラント装着後、FRIADENT(R)TempBase Capをつけたままで印象採得します。FRIADENT(R)TempBaseを印象から外した後、印象と一緒に技工所に送ります。これで、歯科技工士はアバットメントを使って作業模型を作成することができます。
FRIADENT(R)TempBaseは、複雑な治療の場合でもテンポラリー・アバットメントとしての機能を常に利用できるので、手術と補綴とをつなぐ「大切なつながり」となります。FRIADENT(R)TempBaseを使用することで外傷が減り、治療期間を短縮できるので、現在主流となっている患者および治療結果重視のプロトコルを実現出来るのです。
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